01 スマートファクトリーの実現

常務理事 製造部部長 T.Iの写真
  • 常務理事
    製造部 部長
  • T.I
  • 2006年入社

名古屋工業大学で材料工学を学び、精密機器メーカーに就職。そこでカラープリンターの設計開発を手がける。アドマテックスに転職後はアドマファインの原料開発や土岐工場の立ち上げを担当。現在は製造部部長としてアドマテックスの生産活動を統括する。

episode 01

未来に向けて、スマートファクトリーの実現に挑む。

インタビューに答えるT.I

アドマテックスはこの10年で想定以上の成長を遂げました。初の自社工場となる土岐事業所を立ち上げたのが2011年。当時は70人規模を想定していたのですが、工場内で働くスタッフは現在大幅に想定を上回っております。生産量もこの10年で10倍超になり、今後もさらなる需要が予測されています。新たな工場の立ち上げが必要なフェーズになっています。

また、生産設備の稼働データや生産データの収集は人が担ってきたのですが、生産量の増加や事業所連携をともなう受注が増えたため、全体把握が難しくなってきました。そこで、設備の自動化とシステム連携による「生産の見える化」そして「スマートファクトリーの実現」に挑むことになりました。

episode 02

現場スタッフが付加価値のある作業に
注力できる工場へ。

インタビューに答えるT.I

スマートファクトリーの実現にあたり、生産から設備管理、品質管理、出荷と幅広い機能を担う製造部内にIT活用のプロジェクトチームを立ち上げました。

チームメンバーでさまざまな検討を重ね、MES(製造実行システム)の導入を決定。2021年度の稼働に向けてプロジェクトを進めています。MESを含むIoTの活用で「設備・人・モノ」をネットワーク上でつなげることで、「いま、どこで、何が起こっているのか?」をリアルタイムで見える化し、即座に対応できるようにします。工程の自動化も進め、スタッフは付加価値のある作業に注力できる工場に変えていきます。

腕を組んだT.I
episode 03

さらに広がる、設備開発・工場企画・
IT分野の活躍フィールド。

アドマテックスが理想とするのは、「オンリーワンの最新設備で最先端材料を高効率に生産すること」「高品質で環境への負荷が少ないこと」「充分な危機管理対策がされていること」「地域に貢献し、人に優しい工場であること」の4つを満たすスマートファクトリー。IoTやAIを活用しながらDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進め、工場で働く人の役割、設備の中身、仕事のしくみを常に進化させていきます。

新工場の立ち上げに向けて、2020年に土岐で用地の確保を行いました。2025年の竣工を目標に新たなプロジェクトが動き出します。さらに、今後は海外工場の立ち上げも視野に入れています。特に設備開発・工場企画・ITの分野には若手の頃から大きな裁量と予算を任せてもらえるフィールドが用意されています。アドマテックスでの大活躍を期待しています。

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